2017年03月31日

山都町軽トラ市 番外編

昨年、軽トラ市に出店した時、八朔祭りの山車、ケンタクロス(ケンタウロス)の記事をブログに載せた。

この記事です。

その迫力を見て、故小沢昭一の、「雷よ、百鬼夜行の世をしかれ」という句を掲載した。

その後、熊本地震が起き、県民誰もが、100年間経験したことのない災難に見舞われた。

「神よ、何もここまでしなくてもいいのでは。」と句を載せたことをものすごく後悔した。

今年は、商売より、どんな山車が出されているのか、それを見に行ったようなものだった。

しかし、期待は裏切らなかった。今年の山車は、「せいしょこ様のナマズ退治」である。ナマズは地震をおこす源と昔から言い伝えられて来ている。



おそらく、「もう地震が起きないように」と、願いを込めた山車にしたんだろう。一段と迫力増している。一日も早く震災に遭われた方々が、元の生活に戻られることを祈るだけだ。

イベント中、トイレは薩摩屋という、割烹のトイレを使わせてもらっている。

途中、廊下に雛壇が飾ってあった。



外は雷とみぞれという荒れた天気だったが、ここは別天地だった。

少し癒された。  


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2017年03月30日

結婚記念日と、結婚が長く続く秘訣

3月27日、山都町軽トラ一に行った。旧矢部町である。

まちおこし矢部の事務局長をしている同級生からのオファーである。



もう6年くらいいなるかなー。本当にありがたい事である。

今年は当店1業者だけの参加であった。

3月といえども、気温は4度。おまけにみぞれ交じりの雨。午前中は寒かったけど、春ちゃんショーとかあって、園児たちが盛り上がっていた。




午後からは、お客さんもなく、閑散たるものであった。


矢部町も、この初市が終わらないと、本当の春は来ないという。

午後2時ごろ、みぞれ雨と共に、風も吹いてきて、出店業者は急いでテントをたたんだ。

1日の日当としては少なかったけど、結婚29年目という事で、熊本に向かうことになった。

「鶴屋デパート」の裏通りで、「三五」と言う店がある。牛深出身で、私の長男の同級生とその兄で経営している。






前もって予約し、ささやかな祝杯を挙げることになった。私はうまい刺身が少しあれば満足である。

ここの和牛ステーキは最高だった。

そして今日、3月30日が結婚記念日である。

テーブルの上はいつもより少し華やいでいるようだ。




29年もよく持てたものだ。その理由は、1つ、結婚してから、私が牛深で一番我慢強い人間になったからである。  


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2017年03月28日

四半的弓道競射牛深大会が、総合体育館で行われた。

今月、イベントがいっぱい詰まっている。

3月26日、牛深総合体育館で、県内愛好者で競う、四半的弓道大会があった。



関係者の人から、出店のオファーがあった。

産直隊から2業者が出店した。

四半的弓道は、聞いてはいたが、競技を見るのは、初めてであった。

主催である牛深代表者からの開会のあいさつがあり、競技場の注意も伝えられ、いよいよ試合開始である。






その前に、四半的の作法と言うか、奥義と言うか、模範演技が披露された。。ご覧いただこう。







その間、会場は水を打ったのようにシーンとし、皆その演技に見入っていた。

その後、競技が行われた。県内の多数の代表が集まり、会場も盛り上がった。

5本ずつ、6回、30点満点で競う試合の様子をみていただこう。







皆さん年配の方が多かったが、和気藹々で、楽しそうに競技されていた。私も勧誘のお言葉がいくらかあった。

まだ現役で仕事をしている身なので、返事は差し控えさせてもらった。

(心の中では、少し興味はあったが。)

今日の競技を見て、感じたことは、四半的も囲碁もやる人が皆高齢者になり、底辺が育っていないという事。それが一番の悩みだろう。



おかげで、今日は、カマボコもたくさん売れました感謝しています。  


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2017年03月21日

キビルフェスタ2017 長島編

今回のブログは、愚息が書きます。といっても、毎回打ちこむのは私なんですけどね。

3回目となる、キビルフェスタですが、今回、初めて業者として参加しました。

それも、牛深と長島の両会場で出店するということでした。そんなことが出来るのもうちくらいなものでしょう。

長島での会場は、杉本酒造さんの所でありました。





会場の準備の様子です。たくさんの店舗が、出店していて驚きました。



これが、ステージでの催しです。常にステージで何かやっているわけではないため、長島に行っても何もなかったっていう声もあったそうですよ。






こちらでも、MONECCO5のメンバーが歌とダンスのパフォーマンスをしてくれました。

こちらは、3人でしたが、会場は盛り上がりましたよ。

ステージ横のお店が、ジャークチキンを焼いていたため、煙がひどかったです…。

住吉社中の写真が曇ってるのは、煙のせいですよ。



この写真で、あいさつをしているのが、杉本酒造の杉本さんです。

こうしたイベントを企画したり、会場を提供してもらい、とても感謝しています。お疲れ様でした。



こんな感じの長島会場でした。分かりにくかったですかね?

この次、何か私が売り出しに行くことがありましたら、こうして書きたいと思います。ではでは~  


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2017年03月21日

キビルフェスタ2017大成功と、影になった誕生日

昨日、「キビルフェスタ2017」が牛深と長島で開催された。

去年はどしゃ降りで、惨敗だったと聞いた。

今月の初めに産直隊の会議があったおり、「今年のイベントが成功するか否かは、実行委員会のあなたたちの日ごろの行いにある」と、私は言った。

当日は好天気に見まわれ、絶好のイベント日和になった。その会場の様子をみていただこう。



最初、餅投げがあり、会場は多くの人で埋まった。

餅に紛れて、吉永パンも投げられた。



さすが、実行委員会の会長、「なかなかやるな!」

天草内外から多くの出店業者が店を出した。






3時過ぎごろ、天草出身のアイドルグループ『MONECCO5(モネッコ・ファイブ)』が、ステージに登場した。初めて聞いたし、初めて見た。


会場は、華やいだ。大変盛り上がり、無事イベントも終わった。

当日は嫁の誕生日であった。長島へ行っていた息子たちの帰りを待ち、予約していた某お食事処へ向かった。

最初に出された刺身を見て、私は愕然とした。これほどひどい刺身は見たことが無い。しかも1人前1200円。私は、温厚な人間と自分で思っている。あとは、注文せず、皆ここを出るよう指示した。

可哀想なのは、嫁であった。験直しに2人で、ちゅうぼう隆に行くことになった。

今日誕生日のことを告げると、お店の方からアイス「をプレゼントされた。ありがたい。私の怒りが少しずつ治まっていくのを感じた。

その後マスターが、隣の席に来て、「職人とは」のうんちくで話に花が咲いた。


長い一日が終わった。嫁が今日で何歳になったか思い出せないまま眠りについた。

次回長島会場を息子が伝えます。
  


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2017年03月19日

「キビルフェスタ2017」告知と、事故発生

今日は、普通に起き、普通に仕事を始めた。

9時半すぎたころ、救急車とレスキューのサイレンの音が聞こえて来た。

工場の前で音が止まった。

「うん?」と思った。野次馬根性が芽生えた。いてもたってもいられず、ケータイをもって道路に出た。

「あぁ、やっぱし」軽トラックと普通乗用車がぶつかっていて、軽トラは右側道路に止まっていた。




軽トラの男性が右手を押さえ救急車に収容された。

歩いて担架に乗られたので、心配なさそうである。

近頃、高齢者の事故が頻繁にニュースで報道されている。年齢にかかわらず、運転者は、一層身を引き締めなければならないと実感した。

話は現実に戻りますが、今日は「けんちゃん削りぶし」を、詰める作業をした。




蒲鉾を削り節にしようと思う人は日本広しと言えど、あまり聞いたことが無い。しかもくんせい蒲鉾だとなおさらである。

どこの店でも買うことが出来ない。幻の削りぶしである。イベント会場か、ホームページか、直接工場に買いに来てくださるしかない。希少価値のある一品だ。

明日は牛深と長島で同時に、「キビル(牛深弁で結ぶ)フェスタ2017」が開催される。

牛深は、海彩館周辺。長島は、杉本酒造の場所であります。

当店は、長島と牛深の二手に分かれて出店します。

次回はその様子を伝えたいと思います。  


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2017年03月16日

益城復興市2日目

午前中は、晴れていたが、急に曇りだした。

牛深からハイヤ踊りの桃の会も出演した。





この中に私の同級生、なおみ、はるな、せい子と3人のおば・・・失礼お姉さま達がいる。

パワフルな三姉妹だ。

午後前から雨がぱらつき始めた。それまでにぎわっていた会場も、閑散としてきた。



最後に益城町出身のバンドで、川村バンドという、サザンオールスターズのコピーバンドがとりを飾った。

行列のできる相談所とか、色々テレビで有名になったバンドと聞いた。



確かに上手だった。

やがて、震災から1年になるが、みんな影になり、日向になり、益城の復興を願っているのは間違いない。

私たちの応援が益城町の人たちの負担にならないよう、パフォーマンスではなく、そっと、しかもずっと応援するのが、本当の復興支援になると私は確信している。

話は昨日に戻るが、冷酒を飲み過ぎたせいか、腹の調子がおかしくなってトイレに行きたくなった。

嫁が、4Fのコインランドリーに行くといい出て行った。30分はかかるという事で、安心してトイレに入った。

しばらくしてノックの音が聞こえた。

オートロックを忘れていた。幸いにしてケータイをズボンに入れていたので、内と外の様子を伝えることが出来た。

4Fは寒いという事だった。

ズボンを上げながら、私にはどこへ行っても安住の地はないと思った。

部屋はオートロックだったが、全くしまらない話である  


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2017年03月08日

第1回益城復興初市

一昨日、益城復興初市に参加した。

去年までは、木山初市でにぎわっていた。

毎年呼ばれている。今年はないだろうと思っていたが、復興初市と名を改め、町総合体育館前の駐車場で行われた。

総合体育館は当時、避難所になっていたが、一年たってもご覧の通り、地震の爪痕がまだ残っています。




今日の催しを放送しようと、各放送局が来て、復興市場の賑わいぶりを伝えたらしい。




天気も良く素晴らしいイベント日和だった。

毎年一緒にやっていた木山初市だったが、今年はここでは店を出せなかった業者さんや、テキヤさんたちもあいさつに来てくれた。

嬉しかった。彼らは、皆、義理堅い。

産直隊は、私と清福丸と2業者で参加した。



会場の様子をご覧いただこう。蒲鉾の売れ行きもよく、人吉に行っていた息子たちに売れ残った商品を急遽持ってきてもらうことになった。





無事何事もなく宿舎に帰る事となった。

大津のAZに毎年泊まっている。下にジョイフルがある。

私は、天草にいる以上、絶対ファミリーレストランには行かない。しかもタクシーを使ってまでは飲みに行かない。




ただここの冷酒だけはうまい。酒だけに調子に乗って飲んだ。

ここで終わらないのが小欄である。またやってしまった。

部屋に帰ったら、腹の中で、ピーヒャラピーヒャラと祭囃子が聞こえて来た。

今日は、税金の申告に追われ、大変疲れていますので、次回、この続きをという事で終わります。  


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2017年03月03日

ゾロ目の誕生日

昨日は、久しぶり家族とともに、居酒屋ちゅうぼう隆に行った(酒場放浪記ではない)。

実は、3月1日は私の生誕66年の日だった。66歳になって変化があるかもしれないと期待していたが、オールナッシング。何も変わらない。

100歳まで生きる通過点に過ぎない。


そんな私に家族がささやかな誕生日を祝ってくれた。ちゅうぼう隆さんからも生ビールの差し入れがあった。




恐縮した。私は、周りの人が支えてくれないと、生きていけない人間であると思う。

百歳まで生きたとき、周りの人が何人支えてくれているのだろうか。

百歳になったとき、このブログを見てくださっている方々のコメントが、楽しみだ。

それまでゆっくりと生きていきたいと思います。


明日は、人吉と益城に行ってきます  


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2017年03月01日

三角ふるさと感謝祭

今年も「三角ふるさと感謝祭」に呼ばれた。毎年「三角海洋センター」で行われている。



産直隊の清福丸と、2組で出店しました。




この施設は、日本ボート協会の笹川会長が、寄付されて建てられたものだという。そこに記念碑が建ててあった。

ふと見たとき、永六輔の言葉かと思ったが、よく見ると、水六訓と書いてある。


5年目にして、やっとわかった。紛らわしい。

当日は天気も良く最高のイベント日和だった。

アンパンマンショーをかわきりに、長渕剛の物真似バンドや、黒砂糖作りの実演、餅つき大会など、色々な催しがあった。









豚汁の無料配布もあって、人も多かった。

ビンゴゲームや、地元「うき神輿」のよさこい踊りも披露された。

メンバーを紹介します。この5人です。


リーダーが、メンバーを募集しています。とのこと。

今年は宇城市になって20周年目という事で、最後、餅投げで無事に2日間が終わった。寒かった。


南国牛深育ちには、体にこたえた。

「春は名のみぞ、風の寒さよ」とつぶやいてみる。

  


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