2022年08月17日

追悼碁会

7月の上旬、北海道から『富良野メロン』が届いた。



数年前、亡くなった親友の娘さんが、毎年送って下さる。本当に有難いことである。
今年のメロンはとても甘く、美味しかった。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

7月25日(月)河浦の天空の碁会所で月例会があった。
世話役の久保さんの発案で、先月亡くなられた吉田さんの追悼碁会をしましょうということで、約10名ほどが集まり、熱戦が繰り広げられた。




結果は先月に引き続き、私の全勝優勝で幕を閉じた。
優勝後のインタビューです。「今のお気持ちを一言お願いします。」「ハイ、自分で自分を褒めてやりたいです。」
どこかで聞いたような言葉、ありがとうございました。

夕方からは、居酒屋『なべちゃん』で懇親会が用意されていた。
牛深組は、一旦車を置きに帰り、丸山さんに迎えに来てもらった。
6時からだったが、みんな早く集まったので、30分早く始まった。
最初、みんなで吉田さんのご冥福を祈り、黙禱をささげた。
嶋津ご住職の挨拶の後、みんなで献杯した。
飲みながら、生前の吉田さんの思い出が、それぞれの口から語られた。








「これが酒の肴になるからネー」後からは、下座の方で論戦にはなっていたが、最後は一本締めで終わった。
「明年この会、誰か健なるをいずくんぞ知らんや」
楽しい一日だったが、みんな70歳前後である。
明年、このメンバーが元気で1人も欠けずにこの『なべちゃん』で会えるかは、誰にも分らない。

8月10日、この日は以前から頼んでいたシルバー人材センターから、工場の周りの草刈りに来られた。
2年前までは、吉田さんが草刈り機を持ってきて、刈ってくれていた。
その日の夜は、海彩館で一席設けるのが常であった。
今年は亡くなったから、シルバー人材センターに頼むしかないと思って、刈ってもらった。




二人で来られて、二時間くらいで終わった。



見違えるように綺麗になった。
シルバー人材恐るべし。
  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 21:19Comments(1)

2022年08月11日

まご娘『月紬(つむぎ)』1歳になる

このブログでおなじみのまご娘のツムギが、今月の1日、満1歳の誕生日を迎えた。
今日は、密着取材させていただこう。

天草市の市報に8月生まれの赤ちゃんコーナーがある。



8月号のコーナーで、奇しくも華々しくデビューを飾った。

その日は朝から曇りの天気だった。降らなければいいがなぁーと思っていた。
1歳の誕生日には、色々と古くからのしきたりがあって、我々もしきたりに則り、形だけでも再現した。
我々の産直隊の仲間に、中村餅屋さんがいて、この人が、「私がみんな揃えてやるから」と言われたので、みんな任せた。



紅白の鏡餅と小餅もついてもらった。それから、藁草履も揃えて下さっていた。

長男から10時頃、TELがかかり、「まだ来んとやー。こっちは準備出来たぞ」嫁にTELしたら、ちょうど外は土砂降りで餅屋さんに足止めをくらっていた。しばらくして、雨も止み、嫁が来たところで、はじまりはじまり。
まずは草鞋を履かせるのだが、なかなか履かない。



仕方がないので、素足で鏡餅を踏ませた。これもなかな言うことを聞かない。




まぁ型だけでも写真に撮れたからいいとして、後は小餅をリュックにつめて、かるわせるのだが、1回、2回と立ち上がろうとするが、尻モチついた。







3回目にやっと立ち上がり、歩き始めた。みんな拍手喝采だ。
「いや、ここまで歩けるようになっているのには、ビックリした。」

次は将来何になるかだ。
本、カマボコ、ハサミ、財布、文房具の5種類を並べた。
さぁー、ぶっつけ本番だ。
お母さんの膝元から「GO」の合図で、勢い良く這って行った。
迷わず、本を選んだ。



みんな「オーッ」というため息が出た。「もしかしたら、カマボコを取るんじゃないか」とみんな内心思っていたに違いない。
すると母の元に行き、2回目に挑戦した。まさかカマボコは取らないだろうと思っていたら、そのカマボコを掴んだ。



みんな拍手喝采だ。「ワァオ、なんて奴だ、みんなの気持ちと場の空気を、いち早く読んで笑いを取りに行くなんて、すごい奴だツムギは。」
ご褒美にお母さん手作りのバースデーケーキが出て来た。



ローソクの光に少し怯えたが、お父さんと一緒にローソクを消した。「ツムギちゃんお誕生日おめでとう。」の声で、みんなと一緒に拍手した。そのケーキを頬張りながら、みんなとハイタッチした。



午後からお母さん方に行き、向うのご両親に1歳の誕生日のご報告に行った。
向うのじいちゃん、ばーちゃんも大変喜ばれ、可愛いまご娘に目をほそめられていた。




「よかったネェーツムギ、みんなから可愛いがられて。」

夜はチロリン村で一席設けた。
ツムギは自分専用の椅子を持参した。



ツムギの成長を祝して、みんなで乾杯した。
ツムギは早く食べ終わり、1人で絵本を広げて遊んでいた。
すると父親が絵本を読んで聞かせていた。次男も加わり、パペットマペットで相手してくれた。




次男が絵本を読んで聞かせたら、身を乗り出して聞き入っていた。絵本が本当に好きなんだなぁー。

今日一日、ツムギと居られて幸せだった。
これからどんな人生が待っているかわからないが、この幸せが長く続きますように願うだけだ。
”ツムギ、命”
  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 20:42Comments(1)