2017年08月25日

家族でイタリア旅行

一昨日は、次男の誕生日だった。

我々は、盆も休むことなく働いてきた。

仕事が一段落したので、誕生日を兼ねて家族でイタリアへ行くことになった。

前菜とカルパッチョがテーブルに並べられた。




はやる気持ちを抑え、まずは、ビールで乾杯。のどを潤す。

それから、おもむろにカルパッチョを口に頬張る。うまい。家では刺身は醤油でしか食べられないので、オリーブオイルがたっぷりかかっているカルパッチョは最高だ。

前菜の生ハム、カモのスモーク、ブルーチーズ等々、食欲をそそる。ここからは、ワイン様に登場してもらうほかないんじゃないですか。

みんなに少しずつ注ぎ、味を見てもらった。

嫁が、すっぱいと言い出した。「ははぁん、日ごろロッキーの500円のワインで慣らされている口にはすっぱいだろ。」

「ワインってこんなものだよ。」と長男。

前菜は少し残っていたが、メインディッシュのオーダーに入った。

牛ほほ肉の赤ワイン煮と、黒毛和牛のステーキを一品ずつオーダーした。

さぁご覧いただこう。まるでゴチバトルじゃないか。






ここでもう一本のワイン様が出番を待っていた。

「あ、これは飲みやすい」と嫁が言う。

牛ほほ肉も、黒毛和牛も、どちらも柔らかく美味しかった。

今までここを訪れた中では、今日の料理が一番おいしかった。

イタリアを家族で十分堪能して店を出た。

明日から、質素に生きていこう。
  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 20:41Comments(5)

2017年08月21日

精霊流し

「去年のあなたの思い出が、テープレコーダから聞こえてきます・・・」とさだまさしの「精霊流し」の一節である。

今年は我が妻のお父さんの初盆だった。

私は宗教が違うので、精霊船の経験はないが、二浦地区の伝統の精霊流しをご覧いただこう。





午後7時過ぎ、今年亡くなられた家族の方々が、提灯のついた船をそれぞれ港に運んで来られる。

「カン、カン、カン」と鐘の音とともに、見送りの人々が港にあふれた。





辺りはどんよりと暗く、小雨も降って来た。遠くで落雷と稲光が見えた。

ドラクエではないが、魔物が出てきそうな雰囲気である。

時間が来て、精霊船が船に載せられ、続々と沖に出ていく。







この精霊船に初盆の家だけではなく、昔亡くなった人たちも皆乗っていかれるのだろう。

目には見えないが、一人そう思って見送った。

その日のPM9:00、TBSの「マツコの知らない世界」に当店の蒲鉾が出るかもしれないと、先般ブログに書いたが、惜しくも紹介されなかった。

ただ、後ろのパネルに、2,3秒間映った。いい恥さらしだ。私もあの船に乗って、黄泉へ行けば良かったか。

船は出た後で乗れない。まぁ、慌てることはないか。

  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:57Comments(2)

2017年08月18日

雷が落ちた

先日、雷の鳴るのを知らなかったとブログに載せましたが、今日、我が家に雷が落ちました。

天気予報では、晴れマークが出ていたので、安心していましたが、風呂あがってから、嫁から「飲んでばかりいて」と大声で怒鳴られました。

今日は、はっきり聞こえました。

小欄は、この手の光らない雷には慣れています。

それを防ぐ呪文を知っているからです。

「くわばら、くわばら」と唱えるのです。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:14Comments(1)

2017年08月16日

西の関と夜来雷雨の声

今年は、嫁の親の初盆だった。13日に、大分の妹が、お土産にと国東半島の酒、「西の関」を持ってきてくれた。

一晩冷蔵庫で冷やし、14日飲むことにした。14日の朝、みんな早めに起きてくるよういった。

従業員の人が一人休みだったのでみんな気合を入れた。3時過ぎにすべての商品が出来上がった。

後は、売れてくれるのを待つだけだ。

6時過ぎ帰宅すると、夕飯の支度が出来ていた。



はやる心を抑えて、まずは貰い物の缶ビールで流す。

そして、西の関を手繰り寄せ、湯吞みにトク、トク、トクと注ぐ。

なみなみと注ぎたかったのだが、嫁から「いやしい」と思われちゃいけないと思い、六尺くらいで抑えた。

グイッと飲む。スーッとのど元を通り抜けていく。

うまい。今日は西の関に浸る以外はないんじゃないですかと言って、二杯、三杯、とお決まりのコースだ。

「朝にうまい酒を知れば夕べは死すとも可なり」―馬鹿言え、死んでたまるか。

うたた寝をして、嫁から起こされ床についた。朝の8時までぐっすり寝た。

朝、嫁から「夜中の2時ごろ、雷と雨がすごかった。稲光もすごかったよ。あんた知っといとや」と言われても返事のしようがない。

私は一度も目が覚めなかったのだから。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 21:29Comments(1)

2017年08月06日

台風と火災発生

毎日蒸し暑い日が続いているのは、台風のせいだ。

大体、発生してから、15日は経つのに、まだまだうろうろしている。

普通だったら発生してから1週間くらいで、さっと来てさっと通り過ぎる。それが台風ってもんだろう。

「みんな盆前ででイライラしているんだ。この礼儀知らず。」と台風に怒ってもしょうがない。

そんな中、昨日午後5時ごろ、消防車が2台サイレンを鳴らして工場前を走って行った。

私も帰ろうとして外に出たら、防災無線で火災発生の放送があっていた。

よく聞き取れなかったが、台風前の港の風景でも見て帰宅しようと車に乗った。

大池田の交差点に差し掛かると、消防団の車が台場の漁協の方に行くのが見えた。

私も左折したが、その先に赤色ランプがちかちか回っているのが確認できた。





「あっ、ここが現場か。」と思った。

野次馬根性はなかったが、自然と体が現場に向かっていた。

近所の人の話を聞くことが出来た。「防災無線の放送では、漁協に避難している船舶火災との事だったが、来てみると漁協倉庫が燃えていた。」と話された。




台風で避難して来た船がぎっしりとロープで固定されている。



この船の一隻が燃えると、大変である。三国志の赤壁の戦いに出てくる「連環の計」じゃないが、次々と燃えていく。幸いボヤで済んでよかった。

あたりは、風も強くなり、波も荒れて来た。今日は九州上陸との事。




最小限度の被害で済むことを祈る。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 18:31Comments(0)