2020年03月11日

誕生日は町中華で飲ろうぜ

近頃のニュースは、コロナウイルスのことばっかりで、いやになっちゃうよ。
イベントは中止になるわ、人の集まる所へは行っちゃだめ、等々、ウイルスに対する規制が国家を挙げて行われている。
河浦の天空の碁会所も例外ではない。寂しい限りだ。
しかし、碁打ちには孤独を愛する人が多く、寂しいのには慣れている。
今は、その孤独を愛する人たちが毎週週末になると、牛深の吉田亭に集まって来て碁を打っている光景はまるで祭りのような盛況であった。



河浦からもM氏や通称「勤ちゃん」などが、参加されている。決して恐妻家の集まりではない。
いつも男の隠れ家を提供して下さっている吉田亭の亭主に感謝申し上げる。


コロナウイルスが世界中に猛威を振るっている中、3月1日69歳の誕生日を迎えた。昨年は悲しい誕生日であったが、今年は新しい家族をまじえての誕生日になった。
今回は私がBSテレビの「町中華で飲もうぜ」の玉袋筋太郎と高田秋、それに坂ノ上茜にはまっていたから、たまには中華もいいかと思って、京華園に予約を取った。まずは生ビールからと本来はいくのだが、中華ときたら、瓶ビールでしょう。長男は生を頼んだが、次男と私は瓶ビールにした。
女性陣はノンアルコールとウーロン茶でまずは乾杯。





餃子、エビチリ、酢豚が運ばれてきた。日頃はロッキーとかゆめマートの総菜の中華しか食べてないので、久々の本場の中華の味はうまかった。特に酢豚は好きである。ビールはすぐ腹が太るから、ハイボールにお色直しにした。滅多にハイボールは飲まないのだが、油っこいのを食べる時はあっさりして食欲も増す。新発見だった。
新婚さんから、ケーキのプレゼントも頂いた。



切ってから慌てて写真を撮ったが、嬉しいねーみんな優しくて大事にしてくれて。
息子二人は、麻婆豆腐と太平燕を追加した。お父さんは追加ありますか、いやだいぶ食べた!もうこれ以上は今日喰えん(京華園)
お後がよろしいようで
  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:08Comments(0)

2020年03月05日

貝川蒲鉾店三代目祝言を挙げる

♪妻をめとらば才たけてー見目麗しく情けありー♪与謝野鉄幹の唄の一節だが、昨年の5月だったか、仕事をしていると「ちょっとこっちへ来て」と長男に呼ばれた。「ちょっと来いに良いことはない」と思いながら、行って見ると、彼女を紹介された。ビックリした。まさに晴天の霹靂である。
これから付き合いが始まるんだろうと思っていたのだが、話をよく聞いてみると、結納の日取りまで決めているではないか。
「あじゃー、こちらの懐具合も知らないで、このバカヤローが」と心で叫んだ。
そんな訳で、7月24日嫁と2人で相手方のご両親に挨拶に行き、今後のことについて話し合った。
結婚式は年内でもという話は出たが、10月に私が手術することになっていたので、来年ということになった。

8月5日、結納である。






長島の義兄に頼んで行ってもらうことになった。
嫁と次男と長男も同行する。私は後方支援で牛深に残った。
結納もその土地、その土地で違うようである。持って行った鯛を男方の方がその場で刺身にする風習など、全然知らなかった。
結納はすぐ終わったのだが、鯛が大きいだけに、誰も出来ない。
そこで長島の義兄が包丁とエプロンと砥石を貸して下さいと言ってさばきだした。
女性陣はそれを取り囲み包丁さばきに見とれていた。




よくぞ義兄に来てもらっていたと後で安堵した。
そういうこととはつい知らず、寿司とオードブルを届けた。




私も上がらせてもらったが、話はその話で盛り上がっていた。

11月の初め、私の退院の目途がついた。結婚式は令和2年2月16日、ホテルアレグリアに決まった。
サー次は、軍資金の調達だ。頭が痛い。
今年正月過ぎにとある銀行員の方が訪ねてきた。
「金を借り予定はありませんか・」と、神様がまた使いをよこしてくださった。
披露宴の見積書を見せるとすぐ貸してくれた。これをとなえて「渡りに舟」と言う


2月16日結婚式当日、外は朝から雨が降っていた。
長男から嫁さんは雨女と聞かされていたが、確かにそうだった。
「サー時間がない、朝食抜きだ」次男は、長島から来る義兄夫妻と杉本夫妻を乗せて後から、我々は先に行って着替えを済ませなければならない。
10時半ホテルの小高い丘の上の教会でウエディングマーチの流れる中挙式が始まった。
ドアが開いてお父さんの腕に支えられた新婦の姿を見て一瞬目が潤んだ。



一方それを迎える長男の姿見たとき、一瞬どこの力士だろうと思った。



幸せ太りだろうと解釈しよう。
無事指輪の交換も終わり退場となった。






次は披露宴会場に移ろう。

新郎新婦が高砂の席に着くと両家から1人ずつお祝いの祝辞が述べられた。




貝川家からは、義兄が祝辞を述べてくださった。



その後は乾杯になるのだが、その前に私のサプライズとしていとこの杉本さんと尺八師範の福本先生に長持唄を披露してもらった。



杉本さん夫妻には、私たちの仲人をしていただいた方で、披露宴の会場に入る時、杉本さんの長持唄で入場したことを思い出す。
この唄一つでこの披露宴の格式が一段上がったような気がする。
浦本君の乾杯の音頭で、披露宴が始まり始まり。




お色直しが2度、ケーキ入刀、キャンドルサービスとあったが、





一人うなだれてる男がここにいる。



最後に両家代表して、謝辞を挨拶しなければならない。
不安ではあったが、無事挨拶も言い終えることが出来、ホッとした。



100名強の大勢のご臨席を賜り、感謝申し上げます。
まだまだの若輩者の二人ですが、貝川蒲鉾店共々これからも宜しくお願い致します。
  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:46Comments(3)