2024年02月17日

対岸の火事

♪もうすぐ春ですネェーちょいと出かけませんかァー♪
2月4日は立春だった。暦の上では春。




先日、春一番が吹いた。春一番は冬の間、眠っていた草木に「オーイみんな、春だぞー目を覚ませー」という天からの声らしい。
そして、春二番で、「じゃそろそろ芽を出そうか」と起き上がる。春三番で、一斉に開花する。その後、春四番で、花は散ってしまい、春五番で実がなるそうだ。
草花は自分が咲く時期を忘れず、何万年も前から繰り返されている。それに比べ、このオレは「大器晩成」と言われながら、何の勲もなくこのまま朽ち果ててしまうのだろうか。

2月2日、朝7時過ぎ火災警報が5回鳴った。「アッ近火災だ」と思った。
すると防災無線で「久玉町、明石の建物火災」と放送された。その日は、仕事は休みだったが、工場に行く用事があったので、警察の前を通って対岸を見たら、白い煙が立ち込めていた。「ワァー相当燃えているなァ!」と思いながら工場へ行った。





午後1時頃、河浦の天空の碁会所に行こうと道に出たら、まだ煙がこちらに向かって流れてきている。「ワァーまだ消えていないのか、発生から5,6時間は経っているのに。」と思いながら、河浦へ向かった。
後で、聞いた話だが、この火災はテレビのニュースで全国放送されたらしい。大阪の同級生からも、牛深にいる妹さんの所へ「貝川の工場じゃないのか」と心配して、TELがかかって来たそうな。「ありがとヨ一直君」
翌2月3日は、牛深市内で建物火災があった。ここはイベントで一緒になるテキ屋さんの所だったので、あまり詳しくは書かない。
皆さんくれぐれも火の元には十分気をつけて、火事を出さないよう注意して下さい。

さて、今度は酒の話になるが、年末から1月にかけて、各方面からお酒を頂き、大変恐縮しています。
正月に飲む「久保田」は別として、ほとんど酒は買わない。専ら、芋焼酎「島美人」が定番である。
そんな中、正光寺のご住職から月桂冠の大吟醸、北海道の友人から「三千本桜」、嫁の実家の義弟から、金粉入りの純米酒、長島の義兄から広島の酒「賀茂鶴」の大吟醸と純米酒が送られて来た。














刺身がある時だけ日本酒を飲むように心がけている。「何!毎日あるじゃないかってか?」「それはネ、オレは、嫁に毎日は贅沢だから仕事をした時だけで良いよと言っているんだが、今日は安いブロックがあった。今日は半額になっていたと言って買って来るんだ。これでもか、これでもかと言って、オレを太らせ、最後にはオレを喰うつもりでいるらしい。」
でも困ったこともある。美味い酒をもらって飲むのは良いが、口が肥えてしまって、普通の酒が飲めなくなってしまう。
みなさん、私にお土産とか、プレゼントされるときは、何も悩まなくていいですよ。酒の1本あればいい。

笑いは百薬長
天国の門の前に3人の男が立っていた。聖ペテロが尋ねる。
天国は広いから、あなた達に車をプレゼントしたいと思うが、私の質問に答えて下さい。「あなたは生前結婚してから浮気をしたことがありますか?」すると1番目の男が「10回くらいしました」「そうですか、それじゃ、フォートの中古車をプレゼントします。」
「2番目のあなたは?」「私は1回だけしました」「じゃ、あなたにはメルセデスベンツをプレゼントします。」
「3番目のあなたは?」「私は1度も浮気はしたことがありません」「オーそれは素晴らしい。あなたにはランボルギーニのカムタックをプレゼントします。」
数日後、3番目の男が天国の街中を走っている時、キックボードをこいでいる女性を目にした。車を止めてよく見てみると、自分の妻だった。

  


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2024年02月12日

謹賀新年

♪お酒はぬるめの燗がいい~肴はあぶったイカでいい~女は無口の方がいい~灯はぼんやりともりゃいい~♪
八代亜紀さんの訃報がテレビで知らされた。彼女は唄もうまかったが、絵もうまかった。二科展によく出展していて、石坂浩二と共に入選していた。
同じ年の人達が芸能界でも1人減り、2人減りと、櫛の歯が折れるように亡くなっていく。明日は我が身か?そんな歳になって来た。

正月、元日、我が家に長男家族が来て、正月を祝った。
お屠蘇は例によって『久保田』を用意した。
みんなで「おめでとうございます。」と挨拶の後、飲み始めたのだが、みんなの視線は「ツムギ」に集中する。お年玉をやっても料理を見てもあまり感動がない。まだ2才児だからしょうがないか。その代わり、「スマホ」には興味があるらしく、一生懸命いじっていた。






昼からは嫁さんの実家に行くと言って、昼になったら帰った。
正月だけは、朝から酒が飲めるので、正月様様だ。しかし、昼間から飲む酒はきけるネー、年末の疲れが残っているのだろう。コタツに横たわっていた。
目が覚めたら、テレビで正月番組はどこもなく、「津波が来ます、逃げてください」と地震速報が流れていた。「マジか?この正月に」いわゆる能登半島地震である。一瞬で酔いが覚めてしまった。
夕食の時間になったが、石川県の人たちのことを考えると、とても酒を飲む気になれなかった。こんな正月は初めてであった。

1月3日は牛深八幡宮に恒例の初詣に行くことになっていた。
ツムギは本殿の裏に登ったり、魚のおみくじを買ってもらったりとご満悦だった。






11時半、神殿に入って、お祓いを受けた。神事が終わって、お神酒がふるまわれた。みんな1人ずつ飲んでいるから、ツムギも自分も飲めると思って並んでいた。自分の番だと思って盃に手を伸ばしたが、母親から「こらこら、ダメダメ」と言って止められた。



1月4日、おなじみの床屋さんから、今日まで休みだから出て来ないかと、碁のお誘いがあった。今年初打ちである。
小川さんは私が2,3段の頃は、雲の上の人で、絶対に勝てなかった人だ。今はお互い六段で打っているが、この頃は私が、3連勝、4連勝と勝率が良い。昨日も4連敗されたので、今日はTELはないだろと思っていたら、「仕事は終わったとや、暇なら一局教えてもらえないでしょうか。」「ワァー今日はかかって来ないと思っていたら、来たか!元来負けず嫌いだからなぁ」それに答えてのこのこ出て行くオレもオレだ。



この前、天空の碁会所の帰りの車の中で、「今日の成績はどがんやったと?」と聞かれ「丸山さんに負けました。」と言ったら、「えっ、丸山さんに」とさらに「俺ばっかりいじめているから負くいとさなー」と「そんな、いじめるなんて人聞きが悪い。指導ですよ、指導」と言って、大笑いになった。

1月5日、正月もあっという間に終わり、仕事始めの日だった。「近いうちに松木を持って来ます」と蓑田林業から電話が入った。
じゃということで、今残っている松木を片付け、いつでも置けるようスペースを空けた。




数日後、松木が来た。これで今年1年分は大丈夫だ。




1月11日、小欄でおなじみの「うみそら」のカウボーイこと伊藤さんが、蒲鉾を買いに来られた。髪の毛を短く切って、サッパリしておられた。
話の中で、今度店で、フラメンコギターの演奏会をやるとの事だった。3年前やるつもりだったのが、コロナで中止になり、申し訳ないと思っていた。再び依頼したら、OKをもらえて、嬉しかったそうだ。
お土産も頂き、記念写真も撮らせてもらった。





人の縁というものは、不思議なものである。神奈川生まれの人が、天草の何の接点もない人間と友達になるんだからなぁー、縁は大事にしないと。

笑いは百薬の長
男子禁制の修道院で規則を破った修道女4人が、院長に呼ばれた。
1番目の修道女に聞いた。「あなたは、その部分をどうやって触ったのですか」と「はい、指で触りました」院長は眉をしかめ「じゃその指を聖水で洗いなさい」
「じゃ2番目のあなたは」「ハイ、私は指で握りました」
院長は心臓が止まるくらいびっくりして、「じゃその手首を聖水で洗いなさい」
次の3番目に聞こうとしたとき、4番目の修道女が、「3番目の人が尻を洗った聖水で口をすすぐことは私にはできません。」  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 21:28Comments(0)