2020年10月03日

刑事コロンダ

♪秋の夕日に照る山もーみーじ♪
やっとさわやかな秋になった。昼間は暑いが、サラッとした風が心地よい。
9月の上旬、秋を知らせる味覚、栗が我が家に届いた。




高校の時の恩師、野田先生が毎年送って下さっている。
今年で最後かもしれないと、三年前から言っておられたが、今年もまた送って下さった。有難いことだ。
老境に入り、栗の木の管理が出来なくなったとのことだった。
量があまりにも多かったので、従業員さんや、ご近所にもおすそ分けしてやった。

話は前後するが、8月末、長島の義兄の母親の17回忌法要を宮崎のお寺さんでした。



身内は私の家族だけだった。
「謙介、母親の13回忌の法事をするから、お参りしてくれんとやー」と義兄からTELがあった。「アレ、17回忌だと思うけどな」と私もあまり自信がなかったので、おつとめが終わった後、義兄に聞かせたら、「いや、17回忌ですよ」と言われ、驚いていた。
本人は13回忌、13回忌と思っていたらしい。俺が「良かったね。法事の引き出物に13回忌と書いてなくて。」と言って、みんな大笑いだった。






9月中旬、天草でもコロナが出たという報道が流れた。
河浦の天空の碁会所も閉鎖になった。
行き場を失ったが、行きつけの床屋さんのお誘いで連日遊ばせてもらった。




9月20日朝、長男が朝食を済ませカレンダーを見て、「アッ、今日は動物愛護習慣になっている」と言ったので、「だからお前たちもお母さんは大事にしないとね」と言ったら、頭をバシッと叩かれた。
「前足で叩くな!」と言うと、さらにもう一撃。
とても病人とは思えぬ凶暴さを持っている母親であった。

9月23日、天空の碁会所もコロナから開放され、オープンした。
9月28日、河浦碁会の月例会があった。




T氏に敗れたものの、4勝1敗で優勝することが出来た。この頃M氏が仕事が忙しいのか、碁に元気がない。強くなる1歩前なのだろー。


この頃はまっているテレビがある。「刑事コロンボ」だ。



45年位前、放送されたものだが、毎週水曜日、BSで9時から放送されている。
ポンコツ車に乗り、ヨレヨレのコートを着て、葉巻を口にくわえ、いろいろの事件を解決していく。
「うちのカミさんがね」が決まり文句である。
とぼけた顔してアリバイや、証拠集めに駆けずり回る姿は、好感が持てる。
最後に犯人を追い詰め、犯行の手口を解いていく場面になると、今までとぼけていた顔が、ホンマものの刑事の顔になっていくところがまた良い。
犯行を認めた犯人にも同情とか労りの言葉をかけてやるところが、人情味があって内容の素晴らしさがいつまでも余韻に残る。
なんせ、この映画の一番いいところは、医者も看護師も刑事も犯人も通行人もみんなマスクをつけていない所が安心して見れる。
そのピーターフォークも晩年は、パーキンソン病にかかり、享年83歳で人生をとじている。
カミさんに頭の上がらぬ男は、コロンボだけに限るまい。洋の東西を問わず、いづこも同じ秋の夕暮れ。

笑いは百薬の長
第14話
とある刑務所での話。
昼休み時間。2人の囚人が、壁にもたれ足をのばして日向ぼっこしている。
1人の囚人が言う。「シェークスピアは死ぬ前『喜劇は終わった。幕を引け』ゲーテは、『もっと光を』と言って最後の言葉を残している。それに比べ俺の嫁は平凡だったなぁー」
「嫁さんはなんて言って死んでいったんだ?」
「あなた、殺さないでー」だもんなぁー

  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 20:50Comments(0)