2020年11月14日

鬼滅の刃

今年もカラスミの季節がやってきた。
カラスミを取った残りのボラらが工場に運ばれてきた。当店秋の風物詩である。



毎年、このボラが来る頃から、仕事が忙しくなる。
年末に向けての臨戦態勢に入る。




暦の上では、立冬に入った。物悲しい晩秋の風景は好きである。また、秋は芸術の秋でもある。
今年はコロナ禍の中、秋を観賞する間もなかった。
新聞の広告の欄に、「鴨井玲展」が久留米市美術館で、12月まで展示会が開かれているのを見つけた。
見に行きたいのは山々だが、コロナ禍でそうもいかない。幸い久留米に材料屋があるので、そこに頼んで本を買って来てもらった。





人物画が主だが、その描かれている人物の表情を見ていると、作者の内側を投影しているかのようにも見える。彼は、実際自殺未遂を繰り返している。最後は本当に自殺した。
鴨井の絵を見て、私ももう一度筆を握る。いや握らなければと奮い立たせる起爆剤になればと思ったんだけど、そうなるまではもう少し時間がかかりそうだ。でも素晴らしい画家だ。出会えてよかった。

そんな中、巷で今話題になっているアニメがある。鬼滅の刃だ。



漫画もアニメもまだ見ていないが、興行収入が200億円を突破したというからすごいよ。また、竈門炭治郎の着物の色が良い。緑と黒の市松模様のマスク売ってないかなぁー。大正ロマンにも惹かれる。

先月市の集団検診があった。貝川家はみんな検診を受けた。その結果、みんな生活習慣病に引っかかってしまった。
私は、酒は駄目。食事も炭水化物は少なくし、体重を減らすように、散歩とか運動をするようにと、厳しいお沙汰が下った。
日頃の不摂生がたたったのだろう。おかげで今は74kgあった体重が、67kgまで減った。体は軽くなり、体調も良い。
酒を奏で肴をつまびく、優雅な生活にはもう戻れないだろうなー。哀れだー。

事情通の話
あんたの場合は鬼滅の刃と言うより、自滅の刃の方が、似合っている。

笑いは百薬の長 第15話
死刑囚が死刑執行の日、看守に連れられて、刑場まで歩いていく。その途中で囚人がゴホンゴホンと咳をした。
すると看守が言った。「君は妙な咳をするようだが、体にはくれぐれも注意するんだよ。」  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 21:03Comments(1)