2019年04月17日

今ハマっている事

目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ。
初夏の日差しになってきた。今年はさくらを楽しむ間もなく、あっという間に春が過ぎていった。



その中で、工場の椿の花が満開を迎えた。400は下らないという花の多さよ。所狭しと咲き誇った。



樹齢四十年、毎年春になるとこの目を楽しませてくれる。椿の聖霊に感謝申し上げる。

感謝申し上げることがもう一つ、4月4日にサプライズが起きた。
「おやじさん、はいこれ。あんたが欲しがっていたもの」と言ってわたされたものを見てみると、なんと電気カミソリだった。



さびしい誕生日の時、「元気を出せ」と一言言った次男がまさかのサプライズであった。うれしかったー。さっそく使わせてもらった。
石鹸も使わず、ただ顎に当てているだけでそれていくというすぐれ物。「え、それが電気カミソリって」知らなかった。まさに恐るべき(お、剃るべき)。
流石は我が息子、大事に大事に使わせてもらうよ!


話は変わるが、今ハマっていることがある。
普通刺身といえば、しょうゆで食べるものだが、これをオリーブオイルで食べている。
10数年前、大阪のとある料理店でオーダーしたカルパッチョが、うまくてうまくて、その味がとても忘れられずにいた。
ある日嫁が、野菜の上に刺身を乗せてオリーブオイルをかけて出した。マズイ!「オイ、塩胡椒を取ってくれ」と言って、かけたら食べられた。
アッこれだと思いついた。小皿にオリーブオイルを注ぐ。そこに生にんにくの刻みおろしを少々入れる。そして刺身には塩胡椒をあらかじめ振っておく。一口ほおばる。それを球磨焼酎繊月のお湯割りで流す。至福のひと時である。





白身(タイ、ヒラメ、サーモン)の魚は美味しいが、アジ、イワシなど青身の魚はうまくない。
欠点は、口元に持っていくまでにオリーブオイルが1,2滴落ちることだ。
横に台ふきかティッシュを置いとくことが大事である。

興味のある方は是非お試しあれ。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:21Comments(1)

2019年04月07日

奴隷二人の記念日

「働けど働けど、我暮らし楽にならず」、石川啄木の歌にある。
彼は赤貧だったが、貧乏性とは違っていた。貧乏性とは、貧乏ではない。辞典で調べてみると、「ケチケチしてゆとりのない生活や、考え方をする性質」とある。
またしてもゴーン会長が逮捕された。数十億も持っている人が、結構式披露宴費用620万ほどをルノーにつけ回したという。
クルーザーや家族旅行費などなど、これほど貧乏性という言葉がぴったりの人はいないだろう。
赤貧まではいかないが、啄木の歌を愛唱している我が家の結婚記念日が、3月30日海彩館で行われた。一人は、消防団の歓送迎会でこれなかったので、3人で行った。日頃、食事、洗濯、売出しと頑張ってくれている嫁に感謝しつつ、日々の悪行を反省しつつ、ささやかな食事会を開いた。





2人の主人と2人の奴隷との関係が31年も続いている。そこに尺取役が1人現れた。夫婦げんかで口もきかないとき、彼を通して皇后陛下に奏上してもらうのだ。
この日は結構お客さんも多かった。何かさえない!消化試合のようにも見える。帰り際、嫁に似たくまモンが笑顔で見送る。



口下手な二人だが、くまモンの笑顔に救われた。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:10Comments(2)