2023年01月28日

未成年者の就労

♪雪の降る夜は悲しいペチカー、ペチカ燃えろよ、お話しましょーー♪

毎日寒い日が続く、中国に「寒さを憂えう売炭工」という詩がある。
内容は「寒いのはいやだが、炭が売れる為には、もっと寒くなれ。もっと寒くなれ」と願っているのだそうだ。我ら蒲鉾工もその通りだ。
あっという間に、松の内も過ぎ、もう2月になろうとしている。1月の出来事を元旦から、書いてみようかなァ。

元旦、ツムギ達が我が家に新年の挨拶に来た。おとそを飲んで新年を祝った。
今年からはツムギもお年玉をもらって、一人前に食事もした。
その姿を見ていると、まご娘って本当に可愛いものである。

未成年者の就労

1月3日は、家族みんなで初詣に行った。10時半まで八幡宮に集合するように言った。
境内には、テントが設営されていて、その中でお守りとか破魔矢が売られていた。
テントの中は一段高くなっていた。するとピンク色のフードをかぶった女の子が、勢いよく小走りでテントの中に入っていったが、段差でつまづき、バタッと前のめりに倒れた。
「ワァー大丈夫かよ」と思って見ていたら、泣きもせずすぐ起き上がった。
境内には、雅楽の音楽が流れていた。それに合わせて、手を上げたり、ぐるぐる回ったりして、踊りだした。
「ハハハ、元気な子だなァー」と思ってよく見てみると、「ワァーツムギじゃないか!」ウサギのぬいぐるみを被っていたので、我がまご娘とは気づかなかった。
未成年者の就労

11時10分前に、神殿に入り、お祓いを受けた。
あんなにちょろちょろと動き回っていたツムギが神事が終わるまでじっと1人で座っていた。おりこうさんだった。

未成年者の就労

今年は家族写真は撮らなかったが、ツムギの写真だけだった。

未成年者の就労

1月7日、松の内が終わったが、正月から飲んだ酒が、林のようになっていた。「久保田」「八海山」の新潟の酒、大分の「日田祇園」は長島の義兄から、「大吟醸十勝」は北海道の知人から送られて来た。

未成年者の就労
未成年者の就労

それに「島美人の黒」。流石に8日目から3日間酒を飲まなかった。

1月6日から仕事始めだったが、無添加の蒲鉾が全種類欠品していた。
まだ出来ていない蒲鉾がある。人手が足りなので、フル操業である。そんな中、1人の助っ人が工場に現れた。
俺が印字で賞味期限を打っていると、蒲鉾をひとつひとつ取ってやるではないか。「ワァーお手伝いもしてくれるとォー」嬉しかったァー。もう可愛くて可愛くてたまらん。
未成年者の就労

1月24日から雪が積もるというので、3日間仕事を休みにした。
河浦の天空の碁会所も、11月の中旬からコロナで中止になった。だから行きつけの床屋さんの所に身を寄せてもらっている。
24日から28日まで碁ざんまいだった。

未成年者の就労

碁が白熱してくると、首に巻いていたタオルを、ハチマキがわりに頭に巻き、一進一退の攻防が続く。
すると、「オイ、貝川君、ハチマキは昼巻くもんじゃないんだヨ」と「え?じゃ、いつ巻くのですか?」
晩だなァ(バンダナ)。



Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:00 │Comments(0)

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