2021年03月26日

「おい、相変わらずバカか」

♪僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ♪
春爛漫、四季の中で、この春が一番好きだ。
今「世界蘭展」が開催されている。我が家の蘭も満開である。古希に華を添えてくれてるようだ。

「おい、相変わらずバカか」

「おい、相変わらずバカか」

でもせっかく咲いた蘭をトイレの蓋の上に置くなんて馬鹿じゃないのーとお叱りを受けるかもしれないが、なんせ場所がないもので、お許し願いたい。

向田邦子さんは、生前語ったという。「『バカ』が放送禁止用語になったらテレビドラマをやめます」と、柴又の昔なじみに「おい、相変わらずバカか」と呼びかける寅さんの名人芸は別として、確かに日常会話でよく使われる言葉である。

小欄もなるべく「バカ」は用いまいと思えども、先般ニュースで東京医科歯科大学の不正入試の裁判が報じられた。
不合格になった息子も証人として呼ばれた。インタビューで「そんなにしなくても合格する自信は十分あったのに、今は汚名を着て生きなければならない」と。賄賂で合格を買い与えた親は結局のところ子供の人生を狂わせ辱めただけである。
「親ばか」も度を越せば、親の一字を消さねばなるまい。
国語辞典で「ばか」を引く。
「ばか」=愚かなこと、また、その人。
「ばか、ばか」=女性が相手を甘えた態度で非難していう言葉。
言いたくもない「バカ」はつい口をついて出るわ、聞いてもいい「ばか、ばか」は聞いたこともないわ、ままならない言葉である。



Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:19 │Comments(1)

この記事へのコメント
ばか、ばかと言って甘えられるうちは可愛いですけど(笑)
歳を重ねた今は可愛いおばあちゃんを目指しています(^^)
Posted by あひるちゃんあひるちゃん at 2021年03月27日 19:18
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