2017年02月11日

座ハイヤ

今日は、雪が降ってとても寒い一日だった。

「けんちゃん今日は、座ハイヤだから来んばね」と言う、桃の会の副会長から、TELがあった。

井上会長のあいさつで座ハイヤは今年で11年目になると言う。

それまで何も気にとめていなかったが、牛深が豊漁で沸いた昭和40年代を思い出した。

一ヶ月漁に出るが、月夜になると、牛深港に帰り、一週間位休日になる。

当時の漁師は、羽振りもよく元気が良かった。

みうら屋、紅くん亭、昭明、昭鶴、等々の料亭で漁師の酒盛りは、三味線太鼓でどんちゃん騒ぎだった。

商店街は、早めに店を閉じ、公務員は月の夜は飲みに行かなかったと聞く。深夜になるとあっちでもけんか、こっちでもけんかであった。

そのどんちゃん騒ぎを後世に伝えている地区が牛深加世浦地区にあるという。「えびす会」である。

会員25名、70歳くらいが3名、75~83歳、皆高齢者で、平均年齢は75歳くらいだ。





オープニングに和太鼓が披露された。



乾杯の後、昔、牛深で結婚式の当日は、婿の方から嫁さん方に酒樽と鯛を担いで、男性が女装して歌に合わせて踊りながら、迎えの口上を述べに行く習わしがあった。これを樽持ち又は、鯛持ちという。




歌は「磯節」踊りもうまい。下手な役者はかなわない。

運よく「えびす会」の席に、座らせてもらった。皆、ユーモアたっぷりの高齢者である。

もと漁師が大半。踊りに型はないと言う。みんなその場で即興で踊る。唄に合わせ、三味線と太鼓、手拍子だ。さあ、開演だ。






飛び入り歓迎、タオルを首にかけられた人は、必ず踊らなければならない。


最後は、ハイヤ踊りで終わった。




私は思う。えびす会の人々の屈託のない笑顔、どうやったら人を楽しませられるだろうかと口には出さないが、皆、天性のユーモアを持っている。これは、牛深の宝。国の無形文化財に匹敵すると言っても過言ではない。

今回は楽しませてもらった。ただ、心配なのは「明年、この会、誰か、健なるを、いづくんぞ知らんや」

皆さんご高齢である。来年も全員欠けることなく会えるよう願うのみだ。



Posted by 貝川蒲鉾店  at 00:50 │Comments(1)

この記事へのコメント
あぁ 一緒に踊りたい
私 馬鹿になって踊れます(^^)
Posted by あひるちゃん at 2017年02月12日 22:32
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