2018年07月24日

鬼百合と囲碁熱中症候群

7月の上旬、路木の街道沿いを走ると、斜面にオレンジ色の花が群生していた。



車から降りてみると、鬼百合ではないか。この花を見ると夏の始まりを感じる。

学生時代、鬼子という友達がいた。その名残だろうか、白百合より、鬼百合の方が好きである。

週1~2回、河浦の天空の碁会所に通う。ここは冷房もきいて別天地だ。しかも寺銭は1日百円!とは嬉しい限りだ。

昨日は、月例会だったが、仕事の関係上、少し遅れて参加した。会場に入ってみると、あちらこちらの潜伏碁打ちが集まってきている。冷房は効いているが、盤面の熱気が伝わってくる。




遅れて行った分4局しか打てなかったが、3勝1敗で3位に入った。勝っても負けても碁は面白い。賢者の遊びといってもいいだろう。だが、日々の鍛錬も怠らない。先週末、友人から正光寺のご住職が来ておられるので仕事が終わったら出てこないかというTELが入った。行ってみるとエアコンが故障で扇風機が回っていた。外は「せどわ」風で涼しかったが、中は暑かった。住職がおられると、一種の行をおこなっているよにも見える。




毎日自由にさせてもらっている分、嫁には頭が上がらない。家では借りてきた猫のようにしている。

小噺を1つ。

天国の門の前に2つの看板が立ててある。1つの方には「生きている間一生嫁に頭が上がらないかった者はここに並ぶように」ともう1つの方には、「一生亭主関白で過ごした者はこちらに」と書いてある。

嫁に頭が上がらなかった者の方には、最後尾が見えないくらい長蛇の列であった。もう1つの方には、なぜか1人男しかたっていなかった。これを見た天国番人、聖ペテロが、「ほほう」と思い、その男の所に行って尋ねた。

「あなたは生きている間、亭主関白で過ごされたのですね。」と、すると男は答えた。

「いえねー、天国に行ったら、こちらの方に並ぶようにと、嫁に言われたものですから。」  


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2018年07月07日

牛深おこそう会とマツボックリ

7月1日、芝生広場で、「牛深おこそう会」の声掛けで、様々なイベントが行われた。グランドゴルフ、ミニバレー大会、ウォーキングなどは、別な会場で行われた。台風前で、風が強く、気温も高かった。

競技の参加者には、300円券が支給された。その券は、芝生広場のみ使用可能である。






芝生広場でもパットゴルフやスイカ割り、緋扇貝釣りなどで、賑わった。特に緋扇貝釣りは面白かった。1回100円2分間の持ち時間で釣らないといけない。これがなかなか釣れないのよね。その後の方でニヤニヤして赤シャツを着た山師のようなオッサンが見ている。彼こそがこの大会の発案者だ。







行政に頼らず、自分たちだけでやる。助成金もなしという、その心意気は良しとしよう。我々ハイヤ産直隊にもオファーがかかった。全体として、15,16の業者が出店したようだ。

彼には人を集めたり、仲間を作ったりとか才能に長けているところがある。私たちのハイヤ産直隊も彼の呼びかけで4人からスタートした。発想力、行動力、カリスマ性など、我々凡人が及ぶものではない。キバレ牛深の西郷どん!

その2日後、台風が九州北部を直撃した。天草も大変ひどかった。草木も波打ち、会場も暴風雨で大荒れで白波が立っていた。





そんな中、友人からトウモロコシが送ってきた。この近年、この季節になると、送ってもらっている。ありがたいことである。早速その晩の食卓にのぼった。



湯がいたトウモロコシはいつも食べている。今日はトウモロコシに塩を少々かけて、油で揚げたものが出てきた。見た目マツボックリみたいだ!






おもむろに口にほうばる。トウモロコシの甘さと塩加減が絶妙のコンビだ。大変美味しい。酒の肴には最高だ。

酒は伊佐錦の黒で合わせる。うまか、もうこれ以上言うことはないんじゃないですか。

今夜はこのくらいでよかどかい。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 20:54Comments(2)