2018年12月24日

サンタの事情

最近寝覚めが悪い。朝から晩まで「ゴーン、ゴーン」と音がする。除夜の鐘にしては、早い気がするのだが、テレビでは毎日のように、日産のゴーン社長の報道ばっかし、当店は30年以上日産車に乗って、売り上げに協力している。その利益を、このゴーン社長が着服しているという、人間の欲もここまでくると、金の亡者だね。

聖書に書いてある「地上に富を築くより、天国に徳を築きなさい」と、そういえば今日はクリスマスイブか、先週市民病院の整形外来に行った時、通路の所にミニサンタが3人梯子を上る訓練をしている。ユニークで面白い。



そして今日の本番。彼らが屋上に上っていく姿を見た。



雪が降る中、トナカイに乗ってくるのがサンタクロースの定番だが、今は少し事情が変わっているかもしれない。雪が全然降らないところを、丸々太ったサンタクロースが大きな袋を担いで、トナカイにひかせることは、草しか食べないトナカイにとって重労働ではないかと、動物愛護団体からクレームがついたのかもしれない。だからサンタもミニ化して、自分の力で梯子を登っていかなければならなくなったのだと私は推測する。

世の中のお父さん、頑張って屋根裏に潜んでねー。

私は敬謙な仏教徒であるが、今日一日だけケーキのためクリスチャンになります。アーメン。  


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2018年12月16日

ささやかな幸せ、晩酌に有り

およげ!たいやきくんじゃないが
♪「毎日毎日、僕らはカマボコの生産に追われて、いやになっちゃうよ!」♪
と言ったらバチがあたるが、毎日暗きから暗き(朝5時~夜7時まで)へ鍵のかかってないタコ部屋に監禁され働かされている。

7時に帰宅を許され、労役から解放される。唯一毎晩の楽しみは、晩酌である。
ロッキーの半額になった刺身とひきわり納豆は定番であるが、これに牛肉の5,6切れ、サラミソーセージを刻んだポテトサラダ、さらに緋扇貝のバター焼きがあったら、もう何も言うことはないんじゃないですかね♪




「え、贅沢?」いえね、私は給与なんてないんですよ。

飲みに行く訳じゃないし、博打をするわけじゃなし、たまに河浦の天空の碁会所で席料百円を払って碁を打つくらいですよ。これくらいの楽しみがないと、生きる希望がありませんよ。

「え、何?」「タコ部屋に監禁されている割には、太っているねだと。」
あのねー、私たち労働者は、体力が資本なんですから、痩せてガリガリしていると、囚人と間違えられるよ!

そんな中、先月末、農家の知人から沢山の野菜が届いた。
白菜、大根、サトイモ、チンゲン菜、キャベツ等々、夏はトウモロコシ、冬は鍋用の野菜と送って下さる知人に心から感謝し、ありがたく頂くことにした。
まずは具沢山の豚汁にして食べた。昨日はすき焼きが出てきた。




やはり冬の主役は鍋ものでしょう。白菜や大根は寒くなればなるほど、甘みが増すという。野菜ほど強くない人間が、熱燗を友にするのもうなずける。

「なに!すき焼きではなくチャンコじゃないのかと?」 これはすき焼きでしょう。
「何部屋に所属しておられるんですか?」 タコ部屋だよ!  


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2018年12月02日

友遠方より来る。また楽からずや!

先月の上旬、嫁の方で法事があった。大分の妹も帰ってきた。妹婿が「兄さん、お土産」と言って、長崎の焼酎の小瓶をもらった。もらって贅沢は言えないが、日本酒の4合瓶1本の方が嬉しかっただろうにと内心思ったが、「せっかくだから、飲んでみるか」





まずは、枇男枇女からロックでいただいた。湯吞み半分が一本分だ。枇杷の香りがするのかなと思ったが、全然しない。次のを飲んでみた。何も味がしない。そこで気が付いたのだが、氷で割らずに、ポケットウイスキーみたいにそのままチビリチビリと旅先専用の焼酎だったかもしれない。それならうなずける。

11月17,18日、健軍商店街のイベントに出店した。そんな中、北海道の友人から、18日に「牛深に行くから」とTELが来た。ツアーで九州に行くことにしたという。私も30数年前釧路に行ったことがあった。その時大変お世話になった人である。「娘も牛深を見てみたいと言うし、私もこれが最後かもしれない。」という思いから、ツアーに参加したという。

さー時間がない。息子たちに18日のイベントは早めに切り上げ、6時までに牛深に帰るようにと指示し、ホテルの予約、食事の予約をして工場で待つことにした。そして、30数年ぶりの再会を果たした。牛深市内を案内した後、海彩館で息子たちの到着を待った。「さー再開を祝して乾杯。」






娘さん1人おられるだけで場がとっても華やかだった。息子たちに「二次会に行くぞ。」と言ったら、「2日間のイベントで疲れている。」とのことだった。じゃ、我々3人で行くか!と言って、娘さんを誘って牛深の夜の街へ消えていった。

今度は、息子たちが北海道へ行く番だろう。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 22:44Comments(1)