2016年05月31日

メロスは激怒した

5月18日、商工会議所から、福岡市役所で6月3日~5日までの3日間、熊本地震の復興支援を兼ねてイベントに出店しないかと、オファーがあった。

5月20日までに申し込みをしてくださいと。

今日の明日ではないか、助成金も出るということで、すぐに申し込みのFAXをした。

県からの申込書は、19日に着いた。

天草市から5業者が、出店するようになった。

後で申し込み内容をよく見たら、旅費の1/2を負担する。その他の備品リース料は自己負担と書いてあった。

それを今日改めて読むまでは、知らなかった。

上限10万円までと書いてあるので、半分は出るだろうと思っていた。

旅費の半分しか出ないという。

私の中では、被災地を見て、「やっと県が動き出したか」と思い、いち早く名乗りを上げたが、3日間の経費を計算してみると、10万円位の経費が掛かることが分かった。

出店するだけで赤字である。

しかも配置も決まっていないというじゃないか。

メロスは激怒した。なんだこれは!

出店業者には、負担をかけ、自分たちは福岡から熊本を支援すると言う。うたい文句だが、全国から多くの支援が来ているじゃないか。

むしろ、熊本県は動くのが遅れている。

「すみませんが、経費は県が持ちますので、急々ですが、出店してもらえませんか」というのが筋だろう。

今日、当店は出店を辞退した。  


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2016年05月23日

義援金の呼びかけ

昨日、我々牛深ハイヤ産直隊は、とれたて市場で、熊本地震の被災者へ送る義援金の募金活動を行った。


牛深から、ハイヤ踊り保存会(桃の会)の皆さんも、友情出演して下さった。

午前10時と、午後1時と2回演舞された。

館内放送で、このイベントの趣旨が放送されると、お客様方々が外に出てこられ、踊りが始まった。

この日は、各小学校の運動会も重なり、いまいちの集客だった。

若い高校生のハイヤもいいが、熟年のハイヤ踊りも味わいがあっていいものだ。








踊りの間、募金を呼びかけた。






お客様も募金に協力して下さり、大変ありがたいことだと感謝しています。



どこかくまモンに似ている産直隊くまモン3兄妹の面目躍如だった。



今日、熊日新聞牛深支所に全額持っていき感謝された。

明日か、明後日の熊日新聞に掲載されるとのことでした。

我々、生き残った者は、少しずつでも復興への支援の輪を広げていかなければならない。

桃の会の皆さま、暑い中本当にありがとうございました。



追伸
募金箱に熊本地震と書かなかったことが、痛恨の極みだ。  


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2016年05月21日

告知『明日とれたて市場で』

明日、ハイヤ産直隊が、本渡のとれたて市場で、熊本地震の義援金募集の活動をします。

ハイヤ踊りの桃の会も、朝10時と昼1時で公演します。

まず、各市町村から、イベントを少しずつやって、熊本を元気づける足掛かりにならなければならない。  


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2016年05月16日

敗残の将、兵を語らず

昨日、肥後本因坊戦に行った。2度目である。



会場には、ご常連の顔ぶれも多数見られた。



熊日新聞の方のご挨拶の中で

「震災後、多くのイベントが中止になったが、この本因坊戦は県内で最初のイベントになります。」

とあった。

これをきっかけに、各市町村で多くのイベントが復活してほしい。

それが熊本が元気になる早道だろう。

本因坊戦の結果は、今日の熊日新聞に掲載されていますが、私は初戦敗退しました。





どこか自分に気のゆるみがあったのだろうと思う。

牛深に帰って、仲間に敗戦の報告をした。

「何のご奉公もできず、おめおめと帰って参りました。」

と、その後本因坊戦を酒の肴に、残念会が開かれました。



そして、飲みながら、2人を相手に5局打ちました。

内心、よほど悔しかったんだろう。  


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2016年05月14日

決戦肥後本因坊戦

明日は、肥後本因坊戦である。

一昨年前のように気負いはない。

我々は、朝6時からを起きて、3時間かけて試合会場にいかなければならない。

市内の人たちとは、そこのところがハンデがある。

ただ目標は、1回戦を突破するのみである。

牛深人の心意気を見せてやる。

次回の記事をこうご期待。
  


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2016年05月13日

交通事故発生、現場より

昨日、松本内科で薬を貰う為に診察を終えて、会計をしていると、院内のスタッフが救急車を呼んでくれと駆け込んできた。

何事かと外を見たら、追突事故のようである。



まだ誰もいない。ミニバイクのそばに男の人が倒れているだけだ。それから人々が増えて来た。





まもなく救急車がきて倒れている男性に声をかけていた。男性は全く動かない。大丈夫だろうか、と不安がつのる。



そこへ、国家権力の白黒の車が到着した。

ヤバいと思い、日蔭育ちの私は、その場を立ち去ることにした。

そしたら、今日も12時頃、総合体育館近くで交通事故があった。



被災地でない方々は身近な交通事故にも十分注意しなければならない。

どちらの事故も無事であることを祈る。  


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2016年05月11日

後悔

3月末、小欄で山都町(旧矢部町)の軽トラ市で、ケンタウロスの山車をみて

「ケンタウロスよ百鬼夜行の世をしかれ」と書いた。

そしたら、4月に熊本地震が起きてしまった。それを書かなければ良かったと今も後悔している。

昨日、昼間、「ピカッ」と稲妻と共に雷鳴がとどろいた。

「これはきっと神様が被災地の写真を撮られたのだ」と思った。

神の国で十分検討され、この辺でどうか矛先をおさめてほしい。

もし天罰があるなら、オレオレ詐欺、振り込め詐欺、我々の老後年金を減らした社会保険庁、火事場泥棒など、このようなやからに当たってほしいものだ  


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2016年05月05日

端午の節句

今日、5月5日は端午の節句である。

文献によると、古来邪気を払うため、菖蒲や蓬を軒に挿し、粽や柏餅を食べる。

菖蒲と尚武(軍事を重んずること)の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗や鯉幟を立てて男子の成長を祝うと記されている。

しっかり寝て食べて大きくなる。子供にとって一番大切なことである。

「安心して眠れるように子供を危険から守り、ひもじい思いをさせない」と言う親の本分は、今も昔も変わらないだろう。

工場の前の岸谷さん家に昨年末、男の子が誕生した。

かわいい鯉幟が立っている。



今日は、嫁のふんぱつで端午の節句を家族で祝った。

宇土の隠れ家の女将さんから頂いた、越の初梅でのどを潤す。





28年前の節句を思い浮かべながら、菖蒲湯に浸かって邪気を払うことにした。


事情通の話

「この人は、菖蒲湯に浸かっただけでは、未だ邪気を払えない人である。」  


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