2017年05月31日

宝島観光協会の懇親会と「友情の柿の木」パート2

昨日、天草宝島観光協会牛深支部の懇親会に出席した。

牛深の懇親会には、参加した記憶はあまりなく、今回で2回目くらいだろう。

私の知らない人もいたが、古くからの顔見知りもいて、昔話に花が咲いた。帰り際に我に返り、会場の写真を一枚撮った。楽しい懇親会だった。




話は変わり、先日「友情の柿の木」をブログで書いた。

次の日に、友人が、柿の木の周りがあまりにも雑草で生繁っていたので、草刈り機を持って来て刈ってくれた。

おかげで、とてもきれいさっぱりになった。お礼を言って彼が帰った後の柿の木を見てみると、5つ咲いていた柿の花が、3つになっていた。



知らずに切り落とされたのだろう。仕方がない。私の説明不足だったのだろう。

少し悲しい気持ちになったが、その横に今年地植えした「クチナシ」が花を咲かせているではないか。



白い花が2つ蕾もたくさんあった。そのうち一斉に咲くだろう。少しは気持ちが落ち着いた。

今日は月末、自営業者にとって、頭が痛い日である。

毎月毎月が、正念場である。午後3時を過ぎると、やっと安堵感が出てくる。今日は早めに帰宅して、一杯飲みたい気持ちにかられた。

半額になったロッキーの刺身を肴に、黒伊佐錦で流す。



一日の締である。

  


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2017年05月25日

友情の柿の木

私には、7,8年前から毎年秋になると、柿を送ってくれる友人がいる。

しかも同級生で、女性である。

正岡子規の句に、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」という有名な句があり、奈良の特産品にもなっている。

意図して生えたのではないが、工場の傍らに、柿の木が、自然に生えていた。

昨年、2メーター位になったが、一向に実がなる気配はなかった。

友達が、「貝川さん、柿は接木せんば、実はならんとぞ」と言ってくれた。

「それじゃ、あなたに任せる」とは言ったのだったが、私の居ない時、根元から10センチくらい残して、ブッツリ切っていた。「オイオイ、大丈夫かいな」と内心思った。



二か所接木したが、一方はすぐに枯れた。

もう一方はすくすく育った。やがて冬が来て葉は落ちてしまった。

今年4月になって、若葉が出て来た。5月に入ったら、なんと白い花が咲いているではないか、びっくりしたというか、感動したというか、友達の言った通りになった。



この事は、奈良の友達にはまだ伝えていない。

10年前、私の工場が、経営不振になっていた頃、大変心配していたことを聞いた。この柿は、その友情の印として、立派に花を咲かせてくれた。

もし秋に実を収穫できたら、一番に彼女に送ってやろうと思う。

”子づくり3年、ガキ8人”じゃなく、「桃栗3年柿8年」という。

植物は咲くときは知っていて、絶対裏切らないと思った。  


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2017年05月21日

眞子さまご婚約と下町の若

4,5日前、「眞子さまご婚約」との一報が入り、毎日テレビで報道されている。



北朝鮮、豊洲市場、森友学園といろいろ憂鬱な報道ばっかりだったが、久々の明るいニュースにうれしく思った。

お相手の方も「海の王子様」と言われ、さわやかで好感の持てる好青年である。名前は、「小室圭」という。

サークルの仲間から「あなたの事を何と呼んだらいい?」と聞かれ、「K、K」でいいよと言われたと。

実は私もK、Kである。K、Kの頭文字の人は、どことなく気品が漂っていると思う。

私の立ち居振る舞いを見て、「あぁこの人はきっと高貴な所の出ではないか」と口には出さないが、皆胸の内で思っているに違いない。

幼少の頃は、ボン(お坊ちゃま)とか、下町の若、八幡様の玉三郎の異名で呼ばれていた。

先祖は、きっと位の高い平家の出だったかもしれない。

二人のご婚約を心から祝うとしよう。



事情通の話
「何が、位の高い平家の出だ。焼酎食らいの平家(ひらや)の出のくせに」  


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2017年05月14日

友の墓参り

昨日と今日、不幸があり、葬式に参列することになりました。ご高齢の方は仕方ないとしても、50にもいかない人が亡くなることは、非常に悲しく、辛く、言葉にもならないものがある。

葬儀の帰り、花を貰って帰った。普通葬式の帰りには、花は貰わずにさっさと帰るのだが、それにはわけがあった。

4月の中頃から、3年前に亡くなった竹馬の友が夢に出てくる。



3日続けて出てきたこともある。いとこにそのことを話したら、

「そりゃ、謙介、墓参りに来いと言ってるじゃないか」と言い、じゃ、今度機会があったら二人で行こうと今月の初め話をしていた。

今日、二人で、花をもって墓参りに行った。するといとこが、「おい。これユウちゃんの名前が彫ってないね」と言った。なるほど、享年も彫ってない。

この事だったのか。二人で納得して山を降りた。

帰り、八幡宮に寄った。すると足場が外され、ほぼ出来上がっていた。





昔のからするとなんとなく小ざっぱりとした感じがした。もう少し寄付をはずんどけば良かったか、でも嬉しい。何百年に一度の建て替えを見れることは生きてて良かった。落成式が待ち遠しい。  


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2017年05月11日

ゴールデンウィーク奮闘記

ゴールデンウィークも終わった。

この間、いろいろな事があった。4月29日~30日、宇城彩館にて店頭販売をした。マスコミも来て大いに賑わった。






私たちも、もちろん売れると思って参加したが、天気が良く、販売台が一日中、日に照らされていた。試食も商品も出すことが出来なかった。惨敗である。

ツバメが多かったことだけが、記憶に残っている。

5月3日~4日はとれたて市場で、興行したが、写真はない。

5月6日~7日は、熊本港ターミナルでの宣伝販売に行った。

ここ近年では、一番売れなかった。仕方がない。

ターミナル売店で売ってもらうのが、目的だったので、ターミナルの様子は、こういう感じでした。



高速船フェリー、オーシャンアロー号も写真に収めた。


宇城彩館にしろ、熊本港にしろ、売れなかったので、お互い、コンビニの弁当で済ませようと話をしていたが、何故か、足が居酒屋の方に向いていた。






宇土の居酒屋の刺身と餃子はうまかった。

駅近くの居酒屋は、高級感があって、料理も大変おいしかった。

店主おすすめの焼酎、球磨の泉で、喉を潤し、日本酒、久保田で締めを飾った。

何か、このブログ、酒場放浪記みたいになってきているのではあるまいか、と思う今日この頃です。  


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2017年05月06日

友、遠方より来たると悪夢

「柱の傷は、一昨年5月5日の背比べ~♪」

今日5月5日、こどもの日、各地でいろいろな催しが伝えられて来ている。



ゴールデンウィークも終盤に入る。

昨日、いとこの子供たちが、東京から工場に来た。「久しく私に会っていないので」という事だった。

「世の中に人の来るこそうれしけれ」

丁度昼時だったので、海彩館に食べに行った。

順番待ちで、10番目という事だった。急遽、中華料理店に行くことになった。

正月に広島から、帰省してくると、年末の仕事が最終の日に、京華園から、色々好きなものを注文し、打ち上げという事が、恒例になっていた。

ここで、子どもの頃の話に花が咲いた。

子供の時、食べた味を覚えていたのだろう。

「あ!懐かしい味。おいしい」といって、楽しい一時を過ごした。写真も記念に撮った。






そこで、散会になったが、彼から再会を祝ってとのしに書いてある生酒をお土産に頂いた。

毎晩、焼酎のお湯しか飲めない身にとって、久々の酒である。「獺祭」という生酒で、山口県の酒らしい。




すぐ飲みたかったが、家族に酒に卑しいと思われるといけないので、まずは、発泡酒のビールで、喉を潤したが、まずかった。

「彼が選んできた酒だからきっとうまいに違いない」と確信しながら、コップに注ぐ。良い香りがする。そおーと口の中に入れる。

スーとのどを通り抜ける。「うまい」

やっぱ期待を裏切らなかった。家族にも一杯ずつついだ。

息子が、「後はお父さんが飲めばー」と言った。酒ビンが小さかったので、気を使ったんだろう。ええやっちゃ、すっかり酒を堪能して、気持ちよく眠りについたが、悪夢を見た。

工場の蒸し器の扉が外れ、セイロが朽ち果ていたり、くんせい釜が火事になったり、3時半に目が覚め6時まで夢の事で眠れなかった。

一晩中働かされた気分だった。

  


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