2020年06月25日

32回目の父の日

6/21、6月の第3日曜日は全国的に「父の日」である。
こんなぐうたらな拙い親父でも、長男夫婦からはシャツ、嫁からはパジャマ、次男は海彩館で一席設けてくれた。




改めて感謝申し上げる。「有難う。父さんは果報者だ。」
長男にもらったシャツを着てみる。ピッタシ、「どうだ、痩せて見えるだろう。」



「何、やつれて見える?」そうかと気を取り直して、床屋に行く。1日だけ幸せになろう。
帰り際、奥に碁盤が用意してある。一局打っていかないかと、お誘いがあった。断ろうと理由を探してみたが、いくら探しても断る理由が見つからなかった。

6/22、河浦の天空の碁会所の月例会になっていた。ミニバレーのコートの下で碁を打っているようでなんかしっくりこない。





前日の父の日で少し飲みすぎたせいか、ポカばっかり、3位という不本意な成績に終わった。
そういえば、熊日新聞社からハガキが来ていた。延期になっていた肥後本因坊戦が7月26日(日曜日)に決まった。こっちの方で頑張るとしよう。

6/23、天草のケーブルテレビから取材が入った。





中村市長が天草の特産品を紹介するコーナーがあるらしい。
市の六次産業政策課から、「貝川さん今回は、貝川の所に決まりました。」と一報が入った。有難いことだ。
私の所は、ケーブルテレビがないので、どんな風に映っているかはわからない。
29日の放送だと話していた。全国版のテレビ局が来てくれたらいいのだが、贅沢は敵だ!
明治の新政府の財政担当者として、福井藩の藩士に、三岡八郎(のちの由利公正)がいた。龍馬の手紙によって藩の罪人から一夜にして新政府の顕官となった由利は元老院議官、子爵にまで上りつめた。龍馬を追想した歌がある。
「勲(いさお)なく、我が身は今に永らへて、世にも人にも恥ぢざらめやは」
毎日が、つれずれなるままに過ぎて行く。勲なく座して死を待つだけの身だろうか。

笑いは百薬の長
第8話、メイドインジャパンというと世界的に有名である。特に時計は。
ロシアのプーチン大統領は首脳会談でも1時間くらいは遅れてくるのは当たり前である。
旧ソ連の集団農場に3人の男が呼ばれた。
定刻に5分遅れた男は逮捕された。「サボタージュ(怠慢)だ」
5分早く来た男も逮捕された。「スパイだろう」
定刻に来た男も逮捕された。「日本製の時計を隠し持っているに違いない」

第9話ソ連と米国の冷戦時代
天国の門に3人の男が立っていた。1人はソ連人、1人はアメリカ人、1人はなぜかルーマニア人だった。
天国の門番、聖ペテロが3人に聞く、「あなたたちは生きている間に、やり残したことや、見ておきたかったことがありますか?」
すると、ソ連人は「アメリカ本土が、我々のミサイルで壊滅する姿を見てみたかった」と、アメリカ人も負けずに、「クレムリンが炎上するのを一目見てみたかった。」と
聖ペテロが「あなたはありますか。」と、ルーマニア人に聞くと、「いいえ私は何もありませんが、できれば二人の願いを叶えてやってください。」と。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 20:56Comments(1)

2020年06月11日

剣菱と言う酒

雨、雨、降れ、降れ母さんが、蛇の目のミシンを買いましたー。
いよいようっとおしい梅雨に入った。雨は嫌だが、雨が似合う花がある。紫陽花だ。



花言葉は、色が変わることから、「浮気」だったような気がする。
井上ひろしの「雨に咲く花」は、小欄のレパートリーの1つだ。
今日は酒のうんちくについて語ろう。

沖縄に、泡盛という度数の強い酒がある。度数計がなかった昔、どのようにして40度とか60度とかを計ったのだろうと疑問がわく。
一節によると、長い柄の先にオチョコみたいのがついていて、それで瓶から酒を汲み出し、瓶の上から垂らし、泡の立ちかたで、度数を決めていたらしい。なるほど、頷けるが、定かではない。
もう1つ、日本酒の銘柄は数多くある中で、私の工場に置いてある酒で、剣菱という酒について少し語ってみよう。



話は、50年も前に遡るが、友達が土産に1本酒を買ってきてくれた。「謙介飲んでみろ、うまい酒だぞ。」銘柄を見てみると、剣菱と書いてある。飲んでみる。ルパン三世の五右衛門じゃないが、「うまい酒だ!」友達が言うには、当時、剣菱は日本の名酒の10本の指に数えられていたらしい。
牛深の酒屋をみんな回ったが、1本も置いてなかった。仕方がないので、宮崎酒店の店主に頼んで、取ってもらったことがあった。
そんな苦労して手に入れている話を聞き、佐賀の知人が、木箱で10本送ってきてくれた。
友達にも分けてやったが、いやというほど飲んだ。今はほとんど剣菱は飲まない。工場にある剣菱は、神様用である。

さあて、本題にはいろう。この剣菱の商標だが、私は、剣菱というくらいだから、刃か槍の先をイメージしてあると思っていた。そうじゃないらしい。
実は女性自身をイメージしたデザインだそうだ。
1ランク上の「黒松剣菱」という特級酒がある。



それの商標には松の木が数本、槍先の上部に植えてある。それをイメージしながらジーと見ていると、卑猥だが、そう見えてくる。目から鱗だ。後は皆さんの想像力にお任せしよう。


笑いは百薬の長
第6話、剣菱は下の方にカタカナで左からケンビシと書いてある。



ある大学のサークルの飲み会で、酒が切れたので、新入生の女子大生に先輩が、「この酒をひとっ走り行って、買って来てくれ」と、剣菱のラベルを見せた。「わかりました。」と言って酒屋に向かった。
「ごめん下さーい」「ハイ、何でしょう」「シビンケを1本ください」

第7話、ある男性登山家が山に登っていた。霧が出てきたので、下山していたら、足を滑らし、滑落してしまった。
幸い途中の木の枝につかむことが出来、転落はまぬがれた。
下を見ると、断崖絶壁、落ちたら命はない。
男は大声で「助けてくれー誰か助けてくれー」と叫んだ。だが、シーンとして何一つ音はしない。また男は大声で「助けてくれー、誰かいないかー」と叫んだ。するとしばらくしてから、天の方からおごそかな声が聞こえてきた。「私が助けてやろう」と。
すると男が「ありがたい、どこのどなた様か知りませんが、助けてください。」
天の方から、「その前に、あなたは神を信じますか?」と聞いてくる。
男は「あぁー信じます。信じます。助かるのだったら誰だって信じますよ」と。
天の声「では、もう一つ、あなたは私に身も心も委ねることが出来ますか。」男「全てを委ねます。」
天の声「じゃ、私の言うとおりにしてください。」男「わかりました。何だって従います。」
天の声「じゃ、まず木の枝をつかんでいるその手を放しなさい」と、しばらくして男は「他に誰かいないかー」と叫んだ。

こうやって、ブログを書いた後、酒を奏で肴をつまびき、解放感に包まれる。このひとときがたまらない。





  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 21:06Comments(1)

2020年06月04日

小林旭の自動車ショー歌

6月1日、ついに河浦の天空の碁会所が再開された。
玄関を入っていくと靴をぬぐ所にアルコール消毒液と、来訪者の名前と電話番号を記入する用紙が置かれていた。
もちろんマスクも着用である。
部屋に入ると、透明なビニールカーテンが碁盤の上で仕切られていた。ここまでやるかー、仕方がない、ご時世だからと、自分に言い聞かせながらの対局になった。




それにつけてもいつまで続くのだろう。このコロナは。

小林旭に「自動車ショー歌」と言う唄がある。50年も前の唄だが、「♪あの娘をペットにしたくって、日産するのはパッカード、骨の髄までシボレーで、あとでひじてつ、クラウンさー、ジャガジャガ飲むのもほどほどに、ここらでやめてもいいコロナー」本当に終わってもらいたいヨ、コロナは。

事情通の話
「何だいそのマスクのベロは」
「アインシュタインに似てるかだと」「何がアインシュタインだい、フランケンシュタインみたいなつらしやがって、よくやるヨ!」

フーテンの寅の口上に「人の始まりが、天照大御神ならば、ドロボーの始まりは石川の五右衛門」でおなじみ、石川五右衛門には、辞世の句が残っている。
「石川や、浜の真砂はつきるとも、世の中に盗人の種はつきまじ」江戸の人はそれを揶揄して、次の川柳をうたっている。
「五右衛門は、なまゆでの時に、一句読み」と。

笑いは百薬の長(小沢昭一的心)より
第4話、
五右衛門には外国の女優に好きな女性がいた。
(エマニエル夫人)シルビア・クリステルだ。釜茹での刑でだんだん熱くなって、記憶が遠のいていく中で、大声で女優の名前を叫んだ。「イマニエルー!」

第5話
近頃は見なくなったが、一昔前は、新潟港とか門司港から、中古自転車を山積みにして出港する貨物船をテレビでよく見ていた。
主に中国とかロシアへ向かったようだ。
なぜ自国の自転車は駄目なのかと聞くと中国製の自転車はサドルが「コキンとう(胡錦濤)」折れるし、ロシア製の自転車はタイヤが「ぷちーん(プーチン大統領)」と割れるそうだ。  


Posted by 貝川蒲鉾店  at 19:05Comments(2)