2017年07月28日

「事故発生」

昨日、工場の前で事故があった。

救急車のサイレンが工場の前で止まったので、「もしや事故では」と思い、窓からロッキー店の方を見ると、車がゆっくりと止まり、次々と列をなしていた。

表に出ると、救急車が止まっていた。

「あぁ、やっぱり」と思って、現場に近づいた。

道路に中年の人が倒れていた。軽ライトバンと、自転車の接触事故であるとの事。意識はあるようだ。



まだ警察は来てない。民間の人が両サイドに立ち、交通整理をしていた。

そこへパトカーが到着。救急車も病院へと向かった。





「おっと、俺も仕事中だった。」と思い、そそくさと仕事場に戻った。搬送された方の軽傷であることを祈る。

毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよー。という唄があったが、本当に暑い日が続いています。7月で35℃だから、12月には50℃を越えるんじゃないかと、とても不安です。

各々方、熱中症と交通事故にはくれぐれも油断めさるな!  


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2017年07月25日

花の首飾り

一昨日の新聞に「花の首飾り」の挿話が、写真と共に載せてあった。




私はこの曲を聴くと、青春時代のことが蘇ってくる。高校2年の春休み、初めて親元を離れ、本渡の第二自動車学校に一週間通ったためだった。

当時は16歳から自動二輪の免許が取れた。本渡北小学校の川沿いに金沢牧場があった。目と鼻の先には、自動車学校が見えていた。

そこに、一週間、草鞋を脱がさせてもらった。バイト代はないが、宿泊費、食事代は無料だった。

朝六時起床で、牛の下の世話や、餌やり、搾乳した牛乳を酪農組合に出荷してから朝食になる。

朝食後は、牛の餌の草刈り、これが大変だった。

鉛筆しか持ったことのない小生は、二日目には手にマメが出来た。

親元を離れ、他人様の飯を食べるということは、大変なことだと学んだ。無事二輪免許を取り、牛深行きのバスに乗った。

当時は2時間以上はかかっていた。今の宮地岳のカカシ村付近に差し掛かった時だった。辺り一面ピンクのレンゲ畑が見えて来た。

その時、バスのラジオから、この曲「花の首飾り」が流れて来た。もともとロマンチストな小生だったが、ホームシックも重なって、ぐっとこみ上げるものがあった。

タイガースはあまり好きではないが、この曲だけはとても好きだ。

日本全国から、詩を応募し、130543通の中の優秀賞に、すぎやまこういちが曲をつけた。

作詞した人の地元、北海道の八雲町では、防災無線にこの曲が流れるという。

今、花咲く娘たちは、どうしているのだろうと一人呟く。そしたら息子がやがて古希を迎えるんじゃないと、我現実に戻る。


最後、ちなみに私の携帯の着メロは、この曲である。8年にもなる。  


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2017年07月20日

天空の碁会所と「マツコの知らない世界」

河浦の碁会も毎回盛況になってきている。

牛深からのご常連も4人になった。




冷房は効いているし、別天地である。

小高い山の上に建っているので、見晴らしもよく、まさに天空の碁会所である。

碁もいいのだが、今、当店に異変が起きている。この前の商談会の結果、当店蒲鉾に、3種類のサンプル依頼があった。

息子がうまくプレゼンしてくれただろう。



つぎは、新商品のパッケージが決まった。

佐賀県伊万里市にある、デザイン会社(株)カスタネットに依頼した。「貝川さん、イラストは難しか」と社長さんからTELが来た。

「写真じゃだめですか。」「すべて任せるよ。」といって送ってきた画像がこれだ。



流石カスタネット、非の打ち所がない。一発OKであった。「だんだんよくなる法華の太鼓」ではないが、さらに追い打ちがかかる。

火曜日の夕方、TBSテレビのプロヂューサーから電話がかかって来た。

「マツコの知らない世界」という番組に、くんせい蒲鉾を紹介していいかという内容だった。

私は初めて聞く番組で、見たことも無かった。

「ああ、いいですよ。銀座熊本館に置いていますので、そちらで購入されてください。」と言って、切った。

そしたら、すぐ番組概要がFAXされてきた。

なんと全国ネットのゴールデン番組じゃないか!

ああ、またやってしまった。もう少し対応をうまくやればよかった。

そのことを今日、商工会議所の吉永さんに伝えたら、馬鹿のふけのと怒られた。

さっそくお詫びの電話を入れ、まだ購入されてなかったら、こちらから送ることを伝えた。

まだ購入していないとの事だったが、私たちも収録前に食べてみたいと思っていたとの事。

非礼を詫びさっそく送った。

ただ、放送されるかは、まだわからないが、放送は8月15日の午後9時からの予定。



私は天空の碁会所から帰るとき、ここからの風景が好きで、しばし眺めてから帰る。




当分この風景とはおさらばになるだろう。


事情通の話
彼はまだ知らない。フール、オン、ザ、ヒルと呼ばれていることを!
  


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2017年07月15日

イタリア一人旅はつらいよ

昨日は、嫁に昔の同僚から久しぶりに女子会をしないかというTELが入った。

泊りがけで来いとの事だった。

「ああいいよ!お前にはいつも苦労ばかりかけているから、今日は、楽しんで来いよ。家のことは何も心配しないでいいから。小遣いはあるのかい。何ある、そりゃ良かった。」と言って、気持ちよく送り出した。

夜のとばりが下りるのを待って、我々も食べに行くことにしたが、今は夏だからなかなかとばりが下りない。

息子たちも誘ったが、「一人で行ってくれば。」との事だった。

「イタリアに一人旅かぁ」それもいいだろう。と、後ろ髪を引かれる思いで、送ってもらった。

店に入ると、マスターがニコッとして迎えてくれた。

「今日は長居はしない。次のお客さんが来るまで」と言って、まずはビールで流した。

カルパッチョを頼んだが、無いとの事で、じゃ、適当に見繕ってもらった。



マスターも隣に座り、昔話に華が咲いた。私が20代前半の頃、小学生に絵を週2回教えていた時代があった。

マスターは、その時の教え子である。彼が、最初牛深に店を出した時、客として来店し、久しぶりの再会を喜んだ。

「いやー立派になったものだなぁ。」その時マスターが、「まだ絵を描いてますか。」と尋ねたら、貝川さんは「絵は描いていないが、鞘の中の刀はいつでも磨いている。」と言ったとか。

彼には、その言葉が今もカッコよく記憶に残っているらしい。嬉しい。

話は尽きないが、締めにカルボナーラを作ってもらった。私の好物である。



ふと、横を見るとワインが2本空になっていた。

「しまった。明日は商談会だった。」またやってしまった。

10時前には帰宅したけど、目が覚めたのは、3時過ぎだった、昨日商談会に行く車の中で、息子が、

「お父さん、また倒れていたね。起こさなかった。」

おわり

  


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2017年07月06日

七夕の願い

少し遅くなったが、6月30日、アマビズにパッケージデザインの無料相談に息子と二人で出かけた。

久々銀天街のアーケードを歩いた。





七夕をひかえ、あちこちに七夕の竹ざさが飾ってあったが、人は一人も歩いていない。

センター長には会うことはできなかったが、松田講師から色々アドバイスを受けて、有意義な相談会であった。

新商品名の方向性も決まった。





道場破りにうつつを抜かしている時ではないが、台風に大雨と自然災害のニュースが次々と伝わってくる中、身動きできない。

「今はまだ動く時ではないと言うのか」(北斗の拳より)

明日は、七夕、心の短冊に願い事の一つも書いてみるか。

「ユリアよ、一年に一度、七夕の日だけでいいから、夢の中に現れてくれ!」ケンシロウ


事情通の話
ケンシロウ、お前はすでに死んでいる。  


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2017年07月05日

旬が命

7月1日に知人から、トウモロコシが届いた。

昨年も送ってもらった。ありがたい事である。




一日にして、実はならない。植えてから収穫するまでの生産者の苦労は大変だろうと思う。

魚にしろ野菜にしろ、取れたての旬が命。




その命をないがしろにするような出来事があった。

トウモロコシは、6月28日に出荷されていた。

私のところに着いたのは7月1日。4日かかっていた。

県内で4日かかるってことはどういう事だろう。

佐川急便は、いまだに飛脚を使っているらしい。その点では、黒猫の方が数段勝っている。

送ってくれた知人に、飛脚は何と説明したかは定かではないが、




甘くて美味しかったことが救いであった。  


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2017年07月02日

不審者

昨日、八幡宮の上棟式と落成式を撮った写真を奉納するため、一人でお宮に向かった。落成式以来である。



境内に入ると、立派な拝殿が凛として建っているではないか。さっそく参拝しよう。

真ん中の鈴を左右に振ったが、鳴らない。

「あ、そうかお賽銭を入れるのを忘れたからだ。」と気付き、ポケットに手をやったが、財布を忘れて来てた。

小銭はあるだろうと、取り出したら、169円しかない。



どうしよう、そわそわしていたら、駐車場の車の中からこちらを見ている人影が見えた。不審者に見えたのだろう。

「神様すまねえー。今日は百円で勘弁してくれ。明日はきっと千円入れますので。」と神様にツケにしてもらい、気を取り直して鈴の紐を左右に振ったが、また鳴らない。

鈴の音なんてどうでもいいと思い、柏手を打って中に入った。先客がいたらしく、センスのないお神酒が上がっていた急いで、奉納写真を撮り、その場を後にした。

そして、隣の社務所に行き、宮司さんに無事手渡すことが出来た。




「こんなに沢山ですか!」と大いに喜ばれた。

そして今日、神様との約束でお賽銭を入れに行った。



真ん中の鈴を振ってみた。そしたら、かすかに鈴の音がした。安堵した。

今日は安心して中の写真を撮ることが出来た。



帰りの車の中でふと思い出した。「しまった。何も願い事してこなかった。」



事情通の話

「この男、こと金の事になると、小心者である。」  


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