2016年08月28日

値上げ陳情珍道中

今日は、久しぶりフェリーに乗った。

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行く先は、水俣の水光社だ。

値上げ陳情珍道中

値上げ陳情の旅である。

10年以上値上げしていなかったので、それが当社の経営を圧迫していた。

水光社に話し合いに行く途中、駅の踏切で、天草では見ることのできない電車と踏切の写真を撮ることが出来た。

値上げ陳情珍道中

都道府県では珍しくない光景だが、小欄にはスクープであった。

値上げの交渉もうまくいき、帰ることになったが、嫁のいとこが昨年亡くなったと、今年知り、帰る途中お参りに行くことにした。

連尺野という所に、家はあるという。

値上げ陳情珍道中

ところが、嫁の記憶は、あてに出来ないことは知っていたが、ここだろうと思って着いた所が、それらしき家だった。

嫁は確信をもって、ピンポンを鳴らし「すみません。仏さまに参らせて下さい」と言った。

出てきて対応してくれた人に、お母さんはと聞く嫁。今畑に行ってますが、すぐ帰ってくるでしょうとの事。

そして嫁曰く「マコちゃんは元気してる?」と聞くと、「うちにはマコちゃんという名前の人はいません」と、この人は初めて自分が訪ね求めている家じゃないことを知った。

自分の弟に電話して、探している相手先のTELを聞き、やっと目的地に着いた。

私も一度だけ行ったことはあるが、確かに似ていた。

そこを降りて県道に出ると、迎えの車が来ていた。やっと、無事に目的地に着いた。

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つもる話に花が咲いた。すろと、犬たちが吠え出し、誰かが来たようだ。

家の人が誰だろうと、対応に出たら、村の駐在さんだったらしい。「なぜ?」と不安がよぎる。

話は聞いていないが、我々が数十分前に間違えて人の家を訪ねたことかもしれない。

「不審な二人連れが、村に入り込んだらしい。十分気を付けるよう」だったかもしれない。

「しまった」と思った。こういう村は、鳴子が張りめぐらされ、見知らぬ他人がこの土地に入り込むと、皆、警戒するよう情報の伝達が整備されているかもしれない。

お参りして、最終のフェリーに間に合うよう、一路蔵之元港を目指した。

幸い6時のには、間に合わなかったが、長島の夕日を撮りながら港を目指した。

値上げ陳情珍道中

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途中、従兄の家に寄ったら、出港まで1時間はある、ビールでもと言って、本物のビールを出してくれた。

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断ろうと思ったが、運転は嫁がするし、断る理由を見つけられなかった。

値上げ陳情珍道中

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意志が弱い小欄は、ごちになった。気を取り直し、やっと最終のフェリー発着所に着いた。

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暑く長い一日は終わった。



Posted by 貝川蒲鉾店  at 00:47 │Comments(0)

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