2018年04月12日

お釈迦になった

4月8日は、だれもが知っている、お釈迦様の誕生日である。

灌仏会や花祭りでおなじみの仏教徒のお祭りだ。

子供のころ、近所の子供たちが集まり、それぞれ空瓶をもってお寺に甘茶をもらいに行ったものだ。

病院もあまりなかった時代、飲んだり付けたりしたら、ご利益があると聞かされていた。

金はないが、こうしてブログを書いて健康を維持していられるのも、御仏のご加護だろうと思っている。



ところで、皆さん「お釈迦になった」という言葉は知っていますか。

一度は聞いたことがあると思われる方も多かろう。

その言葉の語源は、駄目にしたり、失敗したときに使われる。

話は江戸時代にさかのぼるが、江戸っ子は「はひふへほ」を言葉がなまって「さしすせそ」で会話する。例えば、「ひばち」を「しばち」と発音する。

ある金物細工職人が仕事中、「あぁーお釈迦になった」と呼んだ。

隣の仲間が、「なんでお釈迦だ」と聞く「火が強かった」を江戸っ子弁でしゃべると、「シガツヨカッタ(4月8日)」

すなわちお釈迦様の誕生日である。

江戸っ子は言葉の語呂合わせがうまいなーと感心させられた



Posted by 貝川蒲鉾店  at 23:48 │Comments(0)

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